青トラ訪問記18 長野県 原村・四季の森の家

ヒノムくんの日常ブログ

おいしい建築研究所 研究員のヒノムです。

「青トラ訪問記」は、いつもは所長が書いているのですが「忙しいから代わりに書いといて!」と頼まれたので、今回は僕が担当します。

長野県原村にある四季の森で建築中の住宅に陽のまどの施工指導に行きました。
この現場への陽のまど部材の納品は2月初旬だったのですが、積雪により施工が困難とのことでずっと延期になっていました。3月中旬になってやっと施工が可能になったとの連絡を受けて現地を訪問しました。

施工指導の時は、いつも朝8時半に現場へ着くようにしているので、前日の夜に近くまで行って宿泊しました。
前日は小雨混じりの空模様で、次の日の天気がものすごく心配されたのですが、朝起きてみたら↓こんなに綺麗に晴れ渡りました。甲斐駒ヶ岳の雄姿が素晴らしい!「日頃の僕の行いが良いからですね!」と言ったら所長に小突かれました。(笑)

今回の陽のまどは、西向き屋根に集熱パネルを設置する計画になっています。集熱条件としては当然南向きが良いのですが、建物のデザインが確定した後に陽のまどの導入が検討されたので、やむを得ず西向き集熱としました。
なぜ南向きが良いかと言えば、それは午前から午後まで長い時間集熱ができるからです。集熱面が東向きだと朝の集熱開始は早くなりますが、午後の早い時間に集熱面に日が当たらなくなって温度が下がり、運転が終了してしまいます。西向きの場合は、その逆で午前中の運転開始が遅くなります。集熱運転時間が短いと部屋を暖めるのに必要な熱量を十分に集めることが出来ません。空気集熱式ソーラーを評価する際に「集熱温度が何℃まで上がったか?」ばかりに注目する人がいるのですが、瞬間的な温度にあまり意味はありません。大切なのは集熱運転時間なのです。

屋根の上から八ヶ岳が綺麗に見えました。

ここはソーラービレッジだ!

集熱面の施工が無事に完了したので、敷地周辺を散策してみました。カラマツ林の中の別荘地には「ここはソーラービレッジ?」って感じで空気集熱式ソーラーの家が点在していました。

八ヶ岳南麓は日照が良いので空気集熱式ソーラーに適しています。別荘なのか、定住されているのかわかりませんが、不在の時でもお日様があれば集熱して換気してくれるので、建物を健全に維持する事ができるでしょう。
今回この地に「陽のまどの家」も加わる事ができたのは、良かったと思います。

白州町のプロジェクト

施工指導を無事に終えた帰り道、山梨県北杜市の白州町へ向かいました。
サントリーウィスキー「白州」をご存知かと思いますが、この有名なお酒はここ白州の蒸溜所でつくられています。

この町で新たな分譲開発の計画が進んでおり、陽のまどが導入していただける事になりました。来月には第1棟目が上棟し、陽のまど部材を納品する予定なので、どのようなロケーションなのか知りたくて立ち寄った次第です。

分譲計画地にやってきました。北側に八ヶ岳が一望できる素敵なロケーションです。↑
既に着工済と聞いていましたが、第1棟目の基礎が出来上がっていました。↓

敷地の南端にある石碑↓ どんな謂れのものなのか気になります。

千手観音でしょうか?仏さまが彫られています。文字が欠けていてよく読めませんが「御岳講中」なのかな?
甲州街道を諏訪から塩尻へと向かい、中山道から御嶽山を目指す信者の人々が納めたものなのかなと思いました。

この地には、また来月に施工指導で訪れることになるでしょう。桜が見ごろの時だといいなと思います。