合同会社サンシャイン・ラボ 代表の松原です。
今回の九州出張の目的は、鹿児島県日置市の尾堂産業さんに陽のまど部材をお届けする事です。大阪からのフェリーは、無事に鹿児島県志布志港に到着しました。志布志から日置市までは約130km、2時間弱の行程です。途中で猛烈な雨と風に見舞われたりしましたが、商品を濡らすことなく無事に納品することができました。やれやれです。

今回お届けした部材を設置する現場は、天候の状況をみながら明日以降に建て方を行うとの事でしたので、施工に立ち会う事はできませんでしたが、昨年12月に納品したモデルハウスの現場を見学させていただきました。
木楽な家 Cute18
尾堂産業さんとのお付き合いは、彼此8年くらいになります。最初は姶良市に建てられたモデルハウスに「びおソーラー」を導入していただいたところからでしたが、その頃から今日まで「木楽な家」のコンセプトを少しずつ進化させて来られました。今回見学させていただいたのは、18坪の平屋のモデルハウス「Cute18」です。
18坪しかないと聞くとすごく小さい家と思われるかもしれませんが、ファミリータイプのマンションの1住戸の床面積なんて20坪前後ですから、その広さでちゃんと家として成立している訳で、それが戸建てになると何故か30坪だの50坪必要と言われるのが不思議です。マンションに住む人も戸建てに住む人も身体の大きさに変わりはないと思うのですけどねぇ。
最近は「平屋」がブームですが、住宅展示場にある大手ハウスメーカーの平屋モデルは、どこも大きなものばかり。尾堂さんとしては、もっと現実的なスケール感で、小さくてもゆとりを持って暮らせることを証明したいという思いから「Cute18」を提案したとのことでした。


↑瓦屋根の上に陽のまどの集熱パネルが設置されています。尾堂産業さんは、いつも同じ仕様でご注文いただくのですが、各部の納まりなどがすべて標準化出来ているのでしょう。繰り返し行うことで職人さん達も早く、確実な施工が出来るようになり、結果的に施工コストの低減につながっているのだと思います。


キッチンとダイニングを一体化することでスペースを有効に使う合理的なレイアウトを提案しています。

空気が自由に流れるように欄間部分を開放しているのも「木楽な家」の特徴

隣の敷地に咲く花も借景として積極的に取り入れる。これも「木楽な家」流だそうです。
尾堂さんの計画では、この18坪の家をシリーズ最大規模として、最小1坪の家まで提案していくつもりとの事でした。1坪ハウスは、なんと軽トラの荷台に載せて移動できる仕様を考えているとの事。夢が広がりますね。
私も昔、青トラに載せられるモバイルハウスをつくりたいと思ったことがありました。その家には集熱パネルが1枚搭載されていて、空気集熱式ソーラーを体感できる移動式モデルハウスとして、全国を周れたらいいなと思ったのです。たまたまスバル・サンバートラックのプラモデルを見つけたので↓こんな模型をつくって妄想を膨らませていました。(なつかしい)



尾堂産業さんの「木楽な家」は、尾堂さんの人柄を「家」という形に写したようなものだなと思いました。夢が一つずつ具現化されていくといいですね。1坪ハウスは私の青トラにカッコよく載せられるようなものにしていただきたい! 楽しみにしています。