合同会社サンシャイン・ラボ 代表の松原です。
今回の訪問先は、千葉県船橋市。かなり久しぶりの関東圏です。
表題は「青トラ訪問記」としていますが、実際は新幹線と在来線を利用しました。首都圏はどうしても何処かで渋滞に巻き込まれますからねぇ。私は並ぶのが超苦手なので、高速道路を走っていて渋滞が2km以上あったら下りたくなるのですが、休日などに東名高速で「横浜町田 渋滞35km」といった表示を見ると「絶対に首都圏には住めない」と思ってしまうのです。そんな訳で新幹線と在来線と路線バスを乗り継いで、陽のまどの施工指導に出向きました。
船橋の家
今回訪問したのは千葉県習志野市の施工会社、佐野工務店さんが建築中の船橋市の住宅です。
佐野工務店さんは、これまでにOMソーラーの施工経験があるそうで、空気集熱式ソーラーは初めてではないとの事。陽のまどについても、事前にしっかりと理解していただいた上で、今回の工事に臨んでいただきました。

現地は、JR船橋駅から北東に5kmほどの高台に拓かれた分譲住宅地にありました。南側に児童公園があって日を遮るものが無いので、絶好のおひさま環境です。

南向き3寸勾配の片流れ屋根で嵌合立平葺きになっています。この上に架台を組んで集熱パネルを設置します。


本建物の延床面積は96.66㎡(29坪)、木造2階建ての住宅なので集熱パネル4枚で計画するのが一般的なのですが、予備集熱面がない集熱パネルのみでの集熱になるので、1枚増やして縦型集熱パネル5枚としました。





朝の8時半から作業を開始して途中10時の休憩を挟みつつ、ちょうど12時に作業を終了しました。
前日が雨だったので施工に影響しないか心配していましたが、無事に完了して良かったです。
釣りが大好きという棟梁から「今回で施工方法は理解できたから、忘れないうちに次の物件をやりたい」と言っていただきました。佐野工務店さんにとって初めての「陽のまど」なので、ここでの効果が確認できないとなかなか次には進めないかもしれませんが、現場の方たちには受け入れて頂けたようなので嬉しかったです。