おいしい建築研究所 研究員&観光係のヒノムです。
暑い日が続いていますが、みなさんお変わりありませんか?
でも少しずつですが、光の色が秋っぽくなってきているように感じています。このまま穏やかに季節が移り替わってくれると良いのですが、まだまだ酷暑の日はあるでしょうし、局地的な大雨で被害が出ている地域もあって、油断ならないですね。台風が今のところ7月に北海道に上陸した5号だけというのも気になります。このあと大きいのが来るのかな?ちょっと心配です。
さて今回の青森旅行で、どうしても行ってみたい所がありました。
それは下北半島にある仏ケ浦です。

仏ケ浦は、下北半島の西岸にあり、約2000万年前の海底火山活動によってつくられた白緑色の凝灰岩で出来た奇岩群です。かなり前ですが、ここを紹介するテレビ番組を観て「実際に行って、この目で見てみたい」と思いました。
前日に三内丸山遺跡と青森県立美術館を見学しましたが、その夜は青森市内で1泊。朝一でレンタカーを借りて、大間崎を目指しました。約3時間半のドライブです。
仏ケ浦へは、車で近くまで行くことも出来ますが、今回は佐井村から出ている観光船に乗って海からの景観も楽しみたいと思います。






長い年月をかけて波や風雨に浸食されて現在の独特な景観になりました。人間が創るアートもいいですが、自然が創り出すアートのスケールの大きさにはかないませんね。ここに来て、最初は驚きと興奮がありましたが、巨大な岩々を眺めているうちに心が静かになっていくのを感じました。
大間と言えば!
仏ケ浦から戻った私たちは大間崎へ移動。本州最北端の地にやってきました。


大間と言えば「マグロ」ですね。この時期、どのお店も超満員でしたが、しっかり並んで「マグロ・ウニ・イカ丼」をいただきました。ブログとかSNSに食べたものを取り上げるのは好みではないのですが、さすがに美味しかったので報告したくなりました。

そして大間崎灯台!
大間崎の沖合800mのところにある弁天島に建つ白と黒の端正な灯台で、「日本の灯台 50選」にも選ばれています。

お腹もいっぱい、灯台も見れて大満足ですが、まだ時間があるという事で、尻屋崎まで行ってみる事にしました。

尻屋崎は、下北半島の北東端にある岬で、北側は津軽海峡、東側は太平洋に面しています。

尻屋崎灯台は明治9年に初点灯されました。「日本の灯台 50選」にも選ばれていて、全国の「のぼれる灯台」16基の内の1つでもあります。残念ながら到着した時間が遅くて、灯台に登る事はできませんでしたが、岬の先端に立つ白い塔が美しかったです。


尻屋崎には「寒立馬」という馬が放牧されています。厳しい冬にも耐えられる逞しい体格の馬で青森県の天然記念物に指定されています。額の同じ位置に白い模様のある2頭は、お母さんと子供でしょうか。仲良く並んで牧草を食べる姿に癒されました。
さて、夏の思い出作りもここまで。むつで1泊して帰ります。
天気にも恵まれて、いい旅ができました。
浜松に戻ったらまた頑張らねば!