ケケケの元気マルシェ

ブログ味を究める

合同会社サンシャイン・ラボ 代表の松原です。

早いですね。もう9月です。
日中はまだまだ暑いですが、朝夕はかなり涼しさを感じるようになりました。私の大好きな季節「秋」はもうすぐそこまで来ています。

さて前回は「ケケケの元気マルシェ」というイベントが10月に開催されることと、それに向けた展示物をヒノム研究員が、一生懸命つくっている話をしました。このイベントの詳細が発表になったのでご紹介します。

ケケケの元気マルシェ

◆ 開催日時:2025年10月25日(土)10:00~15:30
◆ 会場:入政建築・いりまさの森(静岡県浜松市中央区大久保町6628-1)

フレイルとは

「フレイル」ってご存知でしょうか?日常的には、まだあまり聞きなれない言葉かもしれませんね。
フレイルとは、加齢によって心身が衰えた状態のことで、健康な状態と要介護状態の間の段階を指します。フレイルは、どの部分が弱っているかによって、以下の4つのタイプに分けられます。

身体のフレイル
・筋力やバランスの低下、関節痛などによって転びやすくなる
・歩くのが遅くなる
・内臓機能の衰えによって、風邪や病気にかかりやすくなる
・体力が低下し、疲れやすくなる

心のフレイル
・出かけるのがおっくうになる
・物をどこに置いたかわからなくなる
・判断力が低下する
・活気がなくなる・落ち込む

社会性のフレイル
・部屋に閉じこもる
・孤食(一人で食事する)になる
・人と話す機会が減る
・楽しみや生きがいを失う

口のフレイル
・食べる量が減り、栄養が不足して体重が減る
・滑舌が悪くなる
・声量が小さくなる
・食べ物でむせやすくなる
・固い食べ物を避けるようになる

これらを見ていると私もいくつか思い当たる症状があります。同世代の方は、みなさん同じではないでしょうか?
今回のイベントは、要介護状態にならないように、いつまでも元気でいられるように頑張ろう!をテーマに開催されます。そこに「陽のまど」が出展する意味は何なのか?

安全に暮らして欲しいから!(陽のまどの原点)

以前にもこのブログに書きましたが、私は過去にヒートショックで心臓発作を起こしたことがあります。今は元気に暮らしていますが、その時はかなり危なかった。その頃の私はOMソーラーに勤めていたのですが、OMの家であれば建物全体を太陽熱で温める仕組みなので、ヒートショックを受けにくい室内環境がつくれます。しかしOM以外の家では局所暖房になるので、どうしても室間に温度差が生まれ、これが身体に大きな負担を与えて、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こすトリガーになってしまうのです。新築で暖かい家をつくることは難しくないけど、既存の家を暖かくすることはなかなか大変。でもこれを何とか改善して安全に暮らせる住環境をつくることが、高齢化が進む社会においてはとても重要で、これらに対応できるソーラーシステムをつくりたいと思ったことが「陽のまど」の原点なのです。ヒートショックで心筋梗塞や脳卒中を起こして、そのまま寝たきりになんてなりたくないですよね。食事や運動など身体に直接働きかけることも大切ですが、身を置く住環境を整えることも同じくらい大切なのです。そんな理由からこのマルシェへの出展を打診されて、参加することにしました。

フレイル対策に役立つ情報が集まりますから↑の症状が思い当たる方は、是非お越しください。お待ちしております。