ケケケの元気マルシェ(当日)

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合同会社サンシャイン・ラボ 代表の松原です。

10月25日(土) 研究員のヒノムが準備を進めてくれていた「ケケケの元気マルシェ」が当日を迎えました。
前日までの天気予報が、非常に不安定で「中止になるかな」と思っていましたが、朝の空模様は曇り。なんとか開催できそうな雰囲気でした。

いつ雨が降り出すか分かりませんが、とりあえずお客さんを迎える準備をしました。
青トラの荷台に載せた集熱パネルを南に向けて配置。その後ろには、「真実の太陽」が口を開けてます。

キッチンカーもやってきて準備完了。午前10時「ケケケの元気マルシェ」がスタートしました。
今回のマルシェのテーマは「フレイル予防」。フレイルとは、健康と要介護の中間の状態のことを言うのですが、私も正にフレイル予備軍と言ってもいい年齢。フレイルに負けないための様々な提案がされていました。
その一つが「ウズラの卵の殻むき競争」 小さいウズラのゆで卵の殻を時間内に何個剥けるかを競います。
指先を上手に使わなければ剥けませんからフレイル予防に役立つとの事です。

興味深かったのが、座るだけでフレイルの状態を判定してくれるという「フレイル測定器」の実演。
開発者の兵庫県立福祉のまちづくり研究所 所長 陳 隆明先生のお話の後にフレイル測定の体験会が行われました。

椅子の上に設置された「フレイル測定器」の上に座り「ピッ」と鳴ったら立ち上がります。そうするとディスプレイ上にフレイルの判定結果が5段階で表示されます。

1.健康
2.健康一歩手前
3.フレイルの入口
4.フレイル
5.重篤なフレイル

私の判定結果は↑のように「1.健康」でした。「5だったらどうしよう」と思って座りましたが、やれやれです。

体重計や体脂肪計のように簡単に測定してくれるのですが、実際にこの測定器をつくった福井克也さんに測定原理をお聞きしたところ、人が測定器に座ったり、立ったりする際の動作や姿勢を測定して、フレイル状態の人の動作と比較して判定しているとの事でした。
今はまだスッと座り、スッと立ち上がれる私ですが、それが出来なくなったらフレイルですからね。気をつけなければと思いました。

さてさて「真実の太陽」ですが、お日さまが全く顔を見せてくれない状態でしたが、じわじわと集熱温度が上がります。曇りでも光さえあれば温度は上がるので、口に手を入れた人は「おっ!暖かい」との言葉が漏れてました。と言っても体温以上には上がりませんでしたけどね。

「真実の太陽」のデビュー戦としては、残念ながらの天気でしたが、来場者からは「面白い!」との声もいただけたので、頑張って準備して良かったと思いました。ただ想定していたことではありますが、太陽光発電の一つと思われている方がほとんどだったので、この辺りをもっともっと説明して行かなければならないと実感しました。

この冬のシーズン中に再度「真実の太陽」の出番をつくってやりたいなぁと思っています。建築関係に限らず、理科の授業とかでも良いかもしれません。興味のある方は、お知らせください。

10/26に航空自衛隊 浜松基地で「エアフェスタ浜松 2025」が開催されるという事で、マルシェ会場上空を「ブルーインパルス」がリハーサル飛行していました。今年の夏に宮城県へ出張した際に東松島で練習中のブルーインパルスを見ましたが、どうやってタイミングを合わせているのか知りませんが、何度見ても見事なものだなぁと感心させられます。青空に白い雲を引いて飛ぶのがカッコイイのですが、ブルーインパルスにとっても厄介な曇り空でしたね。