2025年最後の出張へ

ブログ味を究める

おいしい建築研究所 研究員のヒノムです。

今年もあと僅かになってきました。去年は最終日まで出張でしたが、今年はそれは避けられそう。事務所の僕の机の周りを大掃除をしないといけないからなぁ。このままの年越しはマズいと思っています。

2025年最後の出張は、徳島県の現場へ陽のまど部材をお届けして、施工指導を行う事と、それが済んだらフェリーで和歌山へ渡り、いつもお世話になっている和秋建設さんを訪問する予定です。

徳島の現場への納品前々日に工場へ陽のまど部材を引き取りに行きました。今回は縦型集熱パネルを7枚使用するという事で物量がかなり多いのです。運送会社に依頼しようとしたところ納品先が山間部だからという理由らしいのですが、運送会社の徳島営業所留となって、そこまで取りに来いというのです。その割にかなり高額な送料の見積りが出てきたので「どうせ施工指導に行くのだから商品はうちで運ぶよ」という事になりました。その結果が↓です。

集熱パネル7枚を重ねて積むと下段のパネルが重量や振動でダメージを受けてしまうので、工場にあった鉄製のラックを借りて下段にパネル4枚、上段に3枚、その間にファンボックス等のダンボール箱入り部材を積みました。
計算上は最大積載量以下に抑えていますが、後輪に荷重がかかっているせいか、ハンドルが少し軽くなったような気がすると所長が言っています。

納品前日に浜松を早朝に出発。鉄製ラックは写真のようにラッシングベルトで固定していますから緩むとマズい。これで高速道路を450キロ先まで走るのかぁ… 横風とか怖いし、不安しかないぞ!
各パーキングでベルトの緩み具合を確認しながらゆっくり行くことにします。

浜松を出てから6時間。明石海峡大橋まで来ました。ナビの到着予想時間ではもう徳島に着いているはずでしたが、何せPA毎の各駅停車でしたからねぇ。かなり時間がかかりましたが、無事に本州を離れることができました。(やれやれ)

浜松を出てから約9時間。15時過ぎに徳島県佐那河内村に到着しました。今日は現場の下見だけで、荷下ろしは明朝に行います。
佐那河内村は徳島県唯一の「村」で↑のように風光明媚な所です。村の中心を川が流れていて、その南北に高い山があります。今回の建設地は、南側の山の北側斜面に位置していました。なかなか良い眺めです。
ただし南に高い山があるので、この時期の日当たりは少々難ありという感じ。平地と比べると日の出は遅く、日の入りが早いようです。加えて朝露で屋根がびっしょり濡れるので、屋根の上の作業は10時くらいまで待たなければ、とても登ることが出来ないとの事でした。さてさて明日の施工はどうなる事やら?と不安を感じつつ、今夜の宿があるお隣の神山町へ向かいました。久しぶりの神山温泉です。大きなお風呂に入って身体を休めたいと思います。