おいしい建築研究所・研究員のヒノムです。
松原所長と丹後半島へ向かっていますが、仕事は明日。
今日は移動だけなので、前から行ってみたいと思っていた伊根町の舟屋を見に行きました。
舟屋が立ち並ぶ伊根湾は、本当に波静かで「湖か?」と思うくらい穏やかでした。うちの近所の遠州灘とは大違い!
日本海と接する湾の入口に自然の防波堤と言える青島が浮かんでいて外洋の影響を受けにくくしている事と、海底が波を起こしにくい地形になっているからこんなに穏やかなのだそうです。舟屋は舟を係留したり陸揚げするためにつくられたものだそうですが「干潮や満潮の時はどうなるんだろう?」と思っていたら、伊根湾の干満差は年間50cm程度と極めて小さいので、干潮で舟が座礁したり、満潮で建物にぶつかったりという事はないそうです。まさに天然の良港だからこその舟屋ですね。
所長は小型船舶免許を持っていて若い頃は浜名湖で水上オートバイに乗っていたのだとか。ボートのガレージがある家なんて良いなぁと思っていたそうですが、浜名湖は伊根湾ほど穏やかではないので舟屋は難しいでしょうね。
二人でそんな事を語り合いながら伊根の景色を眺めていたら急に頭を突かれました。「何事か?」と思ったら巨大な鳥が僕を襲ってきたのです。
所長が守ってくれたので一応無事でしたが、もしさらわれていたら↑のお腹の中だったかも・・・
恐ろしい思いをしました。