ヒノム 灯台へ行く

ヒノムくんの日常ブログ

おいしい建築研究所・研究員のヒノムです。

みなさんお仕事お疲れさまでした。
僕も今日は長~い打合せがあったので、かなり疲れました。面倒なレポートをまとめる気にならないので、少し現実逃避しようと思います。

所長の趣味に付き合う

この前の丹後半島への出張ですが所長の希望で、ある場所を訪問しました。
そこは丹後半島の最北端、経ケ岬灯台です。僕も最近知ったのですが、所長は「灯台好き」らしく、行く先々で灯台があると立ち寄っているとの事。僕には何が良いのかよくわかりませんが「灯台のある風景」に心惹かれているのだそうです。そんな訳で所長の趣味に付き合う事になりました。

経ケ岬灯台

僕が大きな鳥にさらわれそうになった伊根の舟屋から車で30分くらい。経ケ岬灯台は↑にあります。

この方向に経ケ岬灯台があるらしいのですが、この日はすごい霧が出ていて何も見えませんでした。

駐車場から灯台まで400mとの事ですが、丸太の階段が続く山道で、人の気配も無くて少し心細いです。途中で鹿が出たし…

経ケ岬灯台に着きました。辺りは真っ白で、海はまったく見えません。

経ケ岬灯台は明治31年に設置点灯されたとの事なので、今から126年前につくられたもの。
日本の灯台って明治から昭和初期に設置されたものが多く、100年以上も海の交通の安全を見守ってくれています。
今は遠隔監視されていて無人ですが、昔は灯台守が住み込みで管理をしていて、どんなに激しい嵐の夜でも光を絶やさないようにしていたそうです。「それって、すごい事だよなぁ」と所長がつぶやきました。
所長が心惹かれるという「灯台のある風景」は残念ながら真っ白でよくわかりませんでしたが、僕も「灯台」というものに少し興味が湧いてきました。8月に和歌山県の那智勝浦へ出張する予定があるのですが、所長の事ですからきっと潮岬灯台へ行くつもりでしょう。その時は僕もお供したいと思います。