ヒノム 雨漏りを調べる

ヒノムくんの日常ブログ

おいしい建築研究所 研究員のヒノムです。

所長と同様、僕もこのところ忙しく過ごしておりました。忙しくと言ってもナマケモノなので、動きはスローなんですが、自分なりにかなりのハイペースでお仕事していたつもりです。
所長のブログにある通り、僕も甲府の雨漏り調査に同行しました。詳しい話はそちらを読んでいただくとして、僕はその周辺のお話をしたいと思います。

浜松から新東名を新清水JCTまで走り、中部横断道を甲府方面へ。この道が開通したお陰で静岡⇔山梨の距離がぐんと近くなった気がします。南アルプスICから一般道で甲府市内に向かいますが、途中でリニア中央新幹線の橋脚工事を見ました。前県知事がリニアの工事に待ったをかけてる話ばかりを聞かされていた静岡県民としては、他県での工事の進捗にちょっとびっくり。何が正しいかはわかりませんが、進める以上は細心の注意を払って完成させていただきたいです。最近、東海道新幹線がよく止まりますが、東西移動の要なので代替路線があるのはとても重要と思います。

雨漏り調査中

↑が問題の隙間ですね。連結水切りの取付方法については、同梱資料で解説しているのですが、しっかり読んでもらえていないみたい。付け忘れや間違いを無くすための別の工夫が必要なのかなぁと思いました。
雨漏り箇所については板金で塞ぎ、シールをしてからの散水試験になるので、今日のところは工務店さんに作業をお任せして次の予定地に向かう事にしました。

甲府城へ行ってみた

次の予定地は八ヶ岳山麓の甲斐大泉。まだ時間があるので甲府駅前で食事をしつつ、少し散歩しました。
駅の近くにお城があることは知っていましたが、誰の居城であったのかは知りません。甲府と言えば武田信玄。居城は躑躅ケ崎館で、現在の武田神社がある場所が館の中心です。では、駅近くにある石垣は何城?という事で行ってみることにしました。

甲府城の本丸に登ってみました。残念ながら今日は富士山を見ることはできませんでしたが、360°甲府盆地の景色を眺めることができます。甲府城は舞鶴城と呼ばれ、豊臣秀吉が日本統一後に関東に移封した徳川家康を見張る城として築城したのだそうです。関ヶ原の戦い以降は、徳川家の直轄地となり将軍家一門が城主となりました。歴代の城主には「柳沢吉保」の名がありました。昔のテレビドラマ「水戸黄門」の中では悪い奴の印象が強かったのですが、柳沢吉保、吉里の時代に甲府城下は大きく発展したのだそうです。

ヒノム Jazz&Barに泊まる

この日の夜は、次の日の予定もあって甲斐大泉に宿を取ることにしました。最近はどこも宿泊費が高くなってしまって出張経費を抑えたい所長は、いつも宿探しに苦労しています。そんな中で今回は「Jazz&Barに泊まる」というコピーに惹かれて「Cafe&Bar Chandra」というペンションに宿泊しました。森の中の洋館といった佇まいで、1階がJazz Bar、2階が宿泊室という造りです。

Chandra

玄関の扉を開けるとBill Evansのピアノが流れています。これを聴いて所長はニッコリ!(^^)!
お気に召したようです。

Chandra

部屋はオーソドックスなツインルームでした。バス・トイレ付きですがテレビは無い。お風呂は宿のご主人の勧めで甲斐大泉駅近くにある「パノラマの湯」へ行きました。パノラマというだけに眺望が素晴らしいそうなのですが、残念ながら日が暮れてしまって何も見えませんでした。

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で、肝心のJazz Barですが、朝5時出発だった事もあって宿に戻ったら2人ともバタンキュ~
朝まで爆睡してしまいました。これまた残念!

折角Jazz Barに泊まったのにお酒も音楽も無しという残念な一夜を過ごしてしまいましたが、朝食のポトフが優しい味で美味しかった。気さくなご主人との会話も楽しくて、次回は絶対に音楽とお酒目的で来ようと思いました。

お客さまとの打合せを無事に終えて帰路に着きましたが、ここで甲府の工務店さんから電話が・・・
今朝からの激しい雨でまた漏れたとの事。棟の隙間を塞ぐだけでは止められなかったようです。