おいしい建築研究所 研究員&観光係のヒノムです。
しばらく里帰りしてまして、このブログもご無沙汰しておりました。みなさん元気でしたか?
さて今回は所長と一緒に長野県富士見町と原村のお宅へ騒音の調査に行ってきました。そちらについては所長が「青トラ訪問記」で書いていますが、特に難しいトラブルではなかったので良かったです。
何も無かったというのは、お客様にとっても良い事ですし、こちらも一安心ではあるのですが「遥々やってきたのに…」という気分は残ってしまいます。そこで観光係である私の出番というわけですね!
八ヶ岳美術館
原村のお宅のすぐ近くに八ヶ岳美術館はあります。昨年、施工指導で来た際にこの前を通ったので、一度行ってみたいと思っていました。設計は建築家 村野藤吾さんで「原村立八ヶ岳美術館・原村歴史民俗資料館」として1980年に開館しました。原村出身の彫刻家・清水多嘉示さんの作品を中心に展示されています。



から松林の中に佇む連続するドーム屋根の建物は、外から見ると内部が細かく区切られているように感じます。
でも建物の中に入ると一続きの空間になっており、視線が奥の方まで伸びていきます。展示室の長手は40mもあるそうですが、清水多嘉示さんの作品のブロンズ像を正面からだけでなく、ぐるりと回って鑑賞できるように工夫されていました。素敵なのは、展示室の天井全体に施されたレースカーテンの絞り吊り天井です。天井内に仕込まれた間接照明を柔らかく隠しつつ、素敵な光の演出をしています。


この日は「いっしょに生きる私たち/堀ノ内 聖」という企画展が開催されていました。「堀ノ内聖って誰?」と思いましたが、なんと小学6年生の女の子の画家さんだそうです。


彼女が描いたカラフルでいきいきとした動物たちの姿には心惹かれるものがありました。中でも気に入ったのは「森の色になっちゃった!」と題された僕の仲間の絵。表情が優しくてすごく良かった!まるで僕みたい!!

こんな素敵な気分にさせてもらえるとは思いませんでした。いや~立ち寄って良かった!
もののけ姫の里
乙事主、烏帽子、甲六と聞いて、何のことかわかる人は多いですよね。宮崎駿監督作品「もののけ姫」の登場人物たちです。八ヶ岳美術館から浜松へ帰る途中、富士見町周辺に彼らの名前と同じ地名があるという事で、ちょっと寄り道することにしました。



まずは「鎮西の乙事主様」。「乙事」は富士見町内にある地名で「乙事諏訪神社」を参拝しました。



続いて「烏帽子御前」。「烏帽子」という集落があり「烏帽子石」という特徴的な巨石がありました。


最後に「牛飼いの甲六」。富士見町内を流れる甲六川から名付けられたのだとか。
なぜこの地の地名がもののけ姫の登場人物の名前になったのかですが、宮崎駿監督がこの周辺に住まわれているからなんだそうです。「富士見町の家」を施工された大工さんが、散歩中の宮崎監督を何度も目撃したと話していました。


僕も「木霊」になってみましたが、どんなものでしょう?神秘的?