おいしい建築研究所 研究員のヒノムです。
所長と共にファンがトラブった現場の調査に長野県の蓼科へ行きました。不具合の原因は、単なる結線不良でしたが、出来ることならこれくらいのトラブルは、現場で対処してもらいたいものだなぁと思いました。
最近の家電品や自動車なんかは、問題が発生したらメーカーを呼ぶのは当然みたいになっていますよね。そういうものは、そうするしかないですが「陽のまど」はメーカーでなくても工事した電気屋で面倒を見ていけるように作ってあるので、電気配線をまとめている箱の蓋を外してくれさえすれば、もっと早くに解決できていたように思います。う~ん…それって難しいことなのかなぁ???
しかしダクト直下は熱かった!干物になるかと思ったよ。
トラブルが解決できて良かったのですが、早朝に浜松を出て4時間かけてやってきたのに、このまま帰ると言うのも何だかつまらないので、少しだけ周辺を散策する事にしました。
山の上の水族館
今回やってきた現場は標高1450mくらいの高地なので、この時期は本当に気持ちがいいです。
そこからもう少し山を登ると「北八ヶ岳ロープウェイ」があります。スイスにでも行ったような雰囲気が味わえますが、残念ながら時間の都合でロープウェイに乗るのは諦めました。きっと山上駅まで行けば八ヶ岳から富士山、アルプスの山々が見渡せるのでしょうね。
北八ヶ岳ロープウェイ・山麓駅のすぐそばに「蓼科アミューズメント水族館」なるものがありました。こんな山の上の水族館にはどんな魚がいるのだろう?と思って入ってみました。
淡水魚の事はあまりよく知らないのですが、僕なんかパクって一呑みなんだろうなってサイズの魚がたくさんいました。ちょっと気になった展示が↓なんですが
イギリスの数学者 アラン・チューリングという人が提唱した「生物の模様は数式で表すことができる」というものを この水族館が数値シミュレーションプログラムを作成して検証した結果が展示されていました。
私も以前から魚の体の色や模様は、どんな理由であんなに多種多様なものが生まれるのだろう?と興味を持っていたのですが、まさか数式で解き明かそうとした人がいたとは思いませんでした。係数を変えると模様が変化するらしいのですが、生き物をつくった神様も方程式によって導き出された結果からデザインを決めていたのでしょうかね?
ビーナスラインを茅野方面へ下ります。途中の蓼科湖に立ち寄って静かな湖畔をボ~っと眺めました。このところ毎週のように山梨~長野へ来てましたが、原因不明の雨漏りや電気的トラブルへの対応で所長も僕も少し緊張していたのでしょう。心身ともに浄化される気分を味わいました。加えて「喫茶 蓼科アイス」の濃厚バニラソフト はちみつがけにも癒されました。