合同会社サンシャイン・ラボ 代表の松原です。
2025年1月25日(土)新浜松駅下のイベントスペース「はままちプラス」にて「おひさまと暮らし」を開催しました。当日は青空が広がる気持ちいいお天気で、まだ1月だというのに風が丸くて3月くらいの陽気でした。


今回は浜松市内の工務店さん3社と共同でイベントを行ったのですが、実施するにあたって昨年の11月初め頃から週一で打合せを行ってきました。そして家づくりに対する共通の想いを以下のようにまとめて具体的な計画をスタートさせました。
「おひさまと暮らし」家づくりへの想い
1.「おいしい家」に住んで欲しい!
「おいしい」とは料理の味をほめる言葉。建築にも「味」があります。私たちは心地よい温熱感、空気感の家を「おいしい家」と呼んで、住み心地を追求した家づくりを行っています。
2.暮らしにおひさまの温もりを!
日照に恵まれる浜松だからこそ太陽エネルギーを積極的に利用した暮らし方をするべき。私たちは自然エネルギーの利用と建築の工夫により、人にとっても、建物にとっても、地球にとっても好ましい環境をつくることを目指しています。
3.家は人の手でつくるもの!
家は人の手によって一棟ずつ造り上げられるものであり、自動車や家電品のような工業製品ではありません。家はそれをつくる人の想いが形になって表れると思っているので、私たちはその感覚を大切にした丁寧な家づくりを行っています。
4.本当に大切なものを見失わない!
「いい家」って何でしょう? お値段の高い家? 最新技術満載の家?
何をもって「いい家」と呼ぶかは人それぞれです。でも本当に大切なものがあるはず。私たちはそれを見失わない家づくりを心掛けています。



実際の成果として詳細はこれから確認しますが来場者数は20人弱だったように思います。その中で次の仕事につながるような出会いがあったかどうかは???ですが、個人的には有意義な会であったと感じています。
来場して下さったお客様の中に20数年前に空気集熱式ソーラーの家を建てて住み続けているという方がいらっしゃいました。その方の来場目的は、自宅のソーラー機器が故障してしまい発売元に問い合わせをして一応部品交換を行ってもらえる事になったのだが、何となく先々のメンテナンスに不安を感じているという事で、今後どのようにこのソーラーと付き合っていくのが良いか相談したいというものでした。ソーラー機器が故障するまでは、とても気持ち良く過ごせていたので何とか維持していきたいと思ってはいるが、それは将来的に可能なのだろうか?と…
他社さんの製品のことを私がとやかく言う筋ではありませんが、そういう不安を持っている方や壊れたまま放置状態になっている家は、たくさんあるように思います。そういう家をどうして行くのか?今のままでは空気集熱式ソーラー全体のイメージダウンになり兼ねません。「陽のまど」では、メンテナンス不自由に陥らせないように工夫したハードを提供しているのですが、それがそのまま他社案件の救済策になる訳ではありません。でも「おひさまと暮らし」を持続させて行こうとするならば何らかの対応策が必要なんだろうなと思いながらお客さまのお話を聞いていました。答えはまだ無いのですが、過去を知っている者にしか正解を導き出せないように思うので、少し考えてみようと思います。

今回は↑のTシャツを着てイベントに参加しました。これは伊豆シャボテン動物公園へ本物のナマケモノに会いに行ったときに見つけたもので、やっと着る機会を得ました。(笑)

近日に今回の反省と次回「春編」に向けた作戦会議を行うのですが、周りから止められない限り「おひさまと暮らし」では、これを着て臨もうと思っています!