本日、営業最終日

ブログ味を究める

合同会社サンシャイン・ラボ 代表の松原です。

本日が2025年の営業最終日でした。
明日(12/27)から新年1月4日までお休みさせていただき、5日から営業を再開させていただきます。

今年も色々なことがありましたので、思い出深いものを挙げてみたいと思います。

その1、独りになってしまった

起業以来、経理関係をお願いしていた人が辞めることになり、独りで全てをやらなければならなくなってしまいました。陽のまどの営業、設計、製造は自分の仕事として、経理的な事は全てお任せにしてきたので「どうなる事か?」と思いましたが、出来ているかどうかはわかりませんが、まもなく決算を迎えようとしています。まだまだ不安定な経営状態で先が見えませんが、それでも少しずつ、本当に少しずつですがお問合せの件数は増えてきているように思います。

その2、ファンの寿命を知る

陽のまどとして初めてファンユニットの交換を行う事例がありました。宮城県の登米町森林組合で12年間休まずに働き続けてきた送風機が寿命を迎えて、交換作業を行いました。OMソーラー時代に劣化したファンを分解したことがありましたが、自身のファンボックスでのユニット交換は初めて。使い続けたファンがどのような最後を迎えるのか、劣化状況を確認できた事は、先々のメンテナンスを考える上で大変役に立ったと思います。

青トラ訪問記-24 登米町森林組合 – サンシャイン・ラボ

ToSMSのファンを分解してみた – サンシャイン・ラボ

その3、紀州サンウッド倉庫

那智勝浦には、今年も何度も足を運びました。2024年11月から稼働を開始した「紀州サンウッド倉庫」の温熱実測を行ってきましたが、年間を通してのデータを収集することができました。和歌山県林業試験場の調査報告はまだですが、この中に保管された木材たちが、どのように変化しているのか?結果が楽しみです。

青トラ訪問記-33 久しぶりの紀州サンウッド倉庫 – サンシャイン・ラボ

その4、八ヶ岳南麓エリア

山梨県、長野県方面にもよく行きました。八ヶ岳南麓周辺は寒いけど日照が良いので、陽のまどとの相性が抜群のエリア。移住者の住宅や別荘に採用していただきました。私がハマってしまった「縄文時代」の遺跡もたくさんあるので、これも楽しい思い出になりました。

青トラ訪問記-31 山梨県・CHIME白州 2 – サンシャイン・ラボ

ラヴィちゃんに逢いに行く – サンシャイン・ラボ

その5、若者との交流

今年も東京の多摩美術大学でお話させていただく機会を得ました。若い人たちと交流する機会は滅多にないので、私にとっても良い勉強になります。彼らに「30年後、50年後に今と同じように電気やガス、石油、水などが、何不自由なく使えていると思いますか?」という質問をしたのですが、その答えは全員NO。自分たちが50代、70代になった頃には、生活に必要なエネルギーが自由に使えなくなっているかもしれないという予想をしていました。
これは衝撃的な回答でした。人生何があるかわからないのが常ですが、それでも明るい明日が来ることを期待して進むものではないでしょうか。それをこのように感じているだなんて辛いものがあります。
今年は「エネルギーの使い方を見直す時期に来ているのではないか」という事を機会があるたびにお話してきました。便利さや快適さを追い求めてエネルギーを多消費し続ける現代の有り様では、とても持続可能な未来はやって来ないと思うのです。その事を若者たちも薄々気付き始めているように感じました。

青トラ訪問記-36 今年も多摩美大 – サンシャイン・ラボ

サンシャイン・ラボの2025年は、こんな感じでした。
多くの皆様に支えられて何とかやって来られた事に感謝を申し上げると共に、2026年も変わらぬご愛顧を賜りますよう宜しくお願い致します。