電動ダンパーの話

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合同会社サンシャイン・ラボ 代表の松原です。

電動ダンパーとは、空気流路に取付ける電動のシャッターです。集熱面から室内に入って来るダクト接続ボックスに取付けるソーラー用電動ダンパーと室内循環経路に取付ける循環用電動ダンパーがあり、集熱パネル内の温度条件によって動作します。

集熱パネルに日が当たると内部の空気が温められます。冬モードの場合、集熱パネル内温度が25℃以上になると、冬用温度スイッチの接点がONになり、ソーラー用電動ダンパーが開くと同時にソーラーファンボックスが運転して、集熱空気を室内へ取り入れます。夕方、集熱パネルに日が当たらなくなって、パネル内温度が20.5℃まで下がると、冬用温度スイッチの接点がOFFになり、ファンは運転を停止し、ソーラー用電動ダンパーが閉じて冷気の侵入を防ぎます。このように空気を通したり、止めたりする「弁」の役割をするのが、電動ダンパーです。

陽のまどで使用している電動ダンパーについては、以前のブログで紹介していますので↓をご覧ください。

電動ダンパー仕様変更 – サンシャイン・ラボ

尚、電動ダンパーが開いているのか、閉じているのかは、外観から判別することができません。よって操作スイッチの主電源を入/切して、その際の電動ダンパーの開閉音を確認していただく事になります。

操作スイッチ3P

電動ダンパーに耳を近づけて聞いていると↑のような音がします。モーターの作動音と共に「カッチ」というダンパーが開いてロックされる音を確認して下さい。次に電源が切れると「パタン」というダンパー板が閉じる音がします。完成時の試運転やメンテナンス時には、これらの開閉音をしっかり確認して下さい。

この製品を使い始めて10年以上になりますが、とてもシンプルな構造だからでしょうか、まだ壊れて交換したものはありません。モーターケースの内部にプラスチック製の部品が使用されているので、これらが経年劣化して動作不良の原因になる可能性はあります。このダンパーが開閉しないと暖かい空気が室内に入ってきませんし、夜間に冷たい空気が入ってきて室内を寒くしてしまう恐れがありますから、時々は開閉音を聴いて、システムが正しく動作している事を確認して下さい。