合同会社サンシャイン・ラボ 代表の松原です。
静岡県でも梅雨入りが宣言されて、ここ数日は雨の日が続いています。
機能不全に陥っていたOMソーラーの家に暖かさを取り戻すべく、陽のまど流の改修工事を行った静岡県島田市の杉村さんの家ですが、2~3月に集熱運転状況の確認を行って以降は、特に問題なく動作してきました。杉村さんからの報告によると4月20日に「冬」→「夏」にモードを切り替えたとの事。梅雨時から夏本番にかけての集熱温度、排気温度と周囲への影響について調査することにしました。特にOMソーラーでは「夏排気運転」が必須なので、夏場の棟ダクト内の状況とそこを通過する空気温度、ファンへの影響等を確認しておきたいと思います。
夏排気運転に関しては、以下のブログ記事をご覧ください。

今回使用する計測器は、3月まで那智勝浦で働いていた子たちです。T&Dの「おんどとり」というデータロガーですが、各所に配置された子機が温度、湿度データを記録し、親機をPCにつなぐことで全子機のデータをいっきに集める事ができます。しかし3月まで使用できていた親機が、通信回線の都合により使用不可になってしまったので、急遽新しい親機を買わなければならなくなりました。計測に欠かせないものですから仕方がないのですが、思わぬ出費になってしまいました。(悲)
【計測ポイント】
1.外気温度、湿度
2.集熱温度(棟ダクト内温度)
3.排気温度(ファン吐出口)
4.小屋裏温度
5.モーターケース温度
6.床下温度、湿度(DK床下点検口内、土間上)
7.DK温度、湿度
8.リビング温度、湿度
9.和室温度、湿度(OM対象空間外)
10. 床表面温度
記録間隔は30分とし、月1回ペースで現地を訪問してデータの回収を行います。このデータロガーはリモート計測も可能なのですが、季節、気候の変化に伴う暮らしの様子などを聞き取りたいという目的もあるので、データ回収半分、杉村さんとのお喋り半分という感じで毎月訪問するつもりです。













各計測器(子機)を設置して、測定準備をしている間に夏排気運転が終了(14時半頃)し、涼風取入れ運転に切り替わりました。夏用温度スイッチの動作条件は、棟ダクト内温度が30℃以下でON(涼風取入れ開始)、34.5℃以上でOFF。夏排気用温度スイッチは、35℃以上でON(夏排気開始)、30.5℃以下でOFFになります。この日は曇り時々小雨という感じの天気だったので、集熱温度はそんなに上がっていませんでしたが、夏本番にどんな状況になるのか、夏排気運転の効果と機器への影響等について、これから見守っていきたいと思います。

