
弊社代表の松原が、OMソーラーと出会い、空気集熱式ソーラーの世界に足を踏み入れて30年以上になります。
以来、この仕組みの素晴らしさや太陽の偉大さに惚れ込んで、ここまでやってきました。
そんな中で近年OMソーラーの家にお住まいのお客様から「OMソーラーの代替として陽のまどは使えないのでしょうか?」という問合せを受ける事が多くなりました。
OMソーラーの送風機が壊れてしまい、暖かい空気を取り入れられなくなってしまった。
一緒に暮らしていた太陽が出て行ってしまい、家の中が寒々としているのだそうです。
もう一度家を温め直したい(rewarm)のだけど、お金をかけずに出来る方法は無いものか? と探していたところ、陽のまどの存在を知って問い合わせてみたとの事でした。
OMソーラーと陽のまどは、似たような事をやっているのですが、設計のコンセプトが異なるので、そのまま代替品として使える訳ではないのです。
しかしお困りのお客様が多いのだという事を実感したので、陽のまど流の方法で何らかの救済はできないものかを考えてみる事にしました。

OMには必要で、陽のまどに不要な機能があります。
それは夏の排気運転です。
集熱面の熱い空気をファンで排気するというものですが、OMソーラーではこの熱を利用してお湯採りを行っています。
お湯採りが施主から喜ばれていることは承知していますが、私は空気集熱式ソーラーの本筋からは切り離した方が良いと考えているので、お湯採りはしない、夏排気は不要というしくみをつくってきました。しかしOMソーラーの改修を行う上では、どうしても夏排気運転が必要になるのです。

陽のまど流のOM改修システムを試作しましたので、実際の現場で通用するものか、施工検証を行いました。
30年~40年前のOMソーラーの家は、同じ施工者の物件であっても納まりがまちまちで、一目見ただけでは理解ができないようなものもあります。
施工した会社の当時の担当者も既に退職されていたりしていると確認のしようもありません。
そのような状況の中で何を用意すればスマートに改修できるのか検証してみる事にしました。


今回のプロジェクトの目的は、熱を失ってしまった家に暖かさを取り戻す事(rewarm)です。それが実現できたか、温熱実測を行って確認しました。


OMソーラー機器の改修を行う場合、現在選択できる方法は2つですが、施主がすんなり選べる状況にないから私たちのところへ問い合わせが来たわけで、今回試作・検証した方法は第三の選択肢になれるものだと思います。
空気集熱式ソーラーの考え方や技術を未来につなぐためには、過去もきちんとしておかなければならないと思ってつくってみました。
興味を持たれた方は、是非お問合せ下さい。
お問合せ先:info@sunshine-labo.jp 担当:松原






