ダクトカラー

ブログ味を究める

合同会社サンシャイン・ラボ 代表の松原です。

陽のまどの部材に「ダクトカラー」という部品があります。ソーラーファンボックスやダクト接続ボックスなどにダクトを取付ける際に使用するものですが、現場でどうも使い方が分からないようで、よく問い合わせを受けますから、今日はダクトカラーの種類と使い方について解説します。

左:グラスウールダクト用ダクトカラー  右:断熱フレキシブルダクト用ダクトカラー 共にΦ150用

ダクトカラーには、2種類のダクト(グラスウールダクト、断熱フレキシブルダクト)に対応するもの、2種類のダクト径(Φ150、Φ200)に対応するものが用意されおり、全てガルバリウム鋼板製です。

グラスウールダクト用ダクトカラー

グラスウール丸ダクトは、内径Φ150/Φ200の外側に厚25mmのグラスウールの断熱層で構成されており、外径Φ200/Φ250となっています。

グラスウール丸ダクト

↑ソーラーファンボックスの吸気口、吐出口にグラスウール用ダクトカラーを取付け、これにダクトを挿入しました。カラーの内側にダクトが入る形になり、外側からアルミテープで固定します。

グラスウールダクトの連結部

グラスウールダクトを連結する際は、内側に「ダクトニップル」と呼ばれる金属製の筒を挿入して、破断しないように補強した上で、外側からアルミテープで固定します。

ダクトニップルの使用例

ダクト連結部をアルミテープでつなぎます。アルミテープの表面をヘラ等でしごいて、しっかり密着させて下さい。

断熱フレキシブルダクト用ダクトカラー

断熱フレキシブルダクトは、Φ150とΦ200の2種類の径が用意されています。長さは0.5m~10mまで50cm間隔で用意しています。ただし断熱フレキシブルダクトは、通気抵抗が大きくなるので、あまり長いものは使用しない方が良いと思います。どうしてもフレキダクトでなければ配管できない場所以外は、グラスウールダクトを使用して下さい。

断熱フレキシブルダクト
断熱フレキシブルダクト用ダクトカラーを付けたソーラーファンボックス

断熱フレキシブルダクト用ダクトカラーは、カラーの外径がΦ150用がΦ147mm、Φ200用がΦ198mmとなっています。これをソーラーファンボックス等に取付けます。

断熱フレキシブルダクトをダクトカラーに被せ、外側からダクトバンドで固定します。ダクトが引っ張られて抜けてしまう恐れがある場合は、フレキシブルダクトとダクトカラーをドリルビスで縫い合わせておくと良いでしょう。その上でダクトバンドで固定して下さい。

グラスウールダクトと断熱フレキシブルダクトの接続

グラスウールダクトと断熱フレキシブルダクトは、同じ内径であっても外径や形状が異なるので、そのまま連結することは出来ません。そのような場合には「150-200接続アタッチメント」、「200-250接続アタッチメント」という異径ソケットを使用します。

200-250接続アタッチメント

グラスウールダクト端部に接続アタッチメントのΦ200/Φ250側を取付け、他方のΦ150/Φ200側に断熱フレキシブルダクトを被せて、ダクトバンドで固定します。異なる種類のダクトを連結する場合は、このように納めて下さい。

接続アタッチメントの使い方

接続アタッチメントは、立下りダクトの脚部をしっかり固定するために設定された部品です。床にΦ150/Φ200の丸穴を開けて、これに接続アタッチメントを挿入して床に固定し、グラスウールダクトを挿入して、カラー部分をアルミテープで固定します。

床下にソーラーファンボックスを設置する場合は、↑の接続アタッチメントに断熱フレキシブルダクトを使用して、ソーラーファンボックスとつなぎます。↓

注)ソーラーファンボックスを土間コンクリート上に直接置かないで下さい

床下に延長配管する場合は↓のように接続アタッチメントの取付ける向きを逆にして使用します。

ダクトカラーの種類と使用方法を解説しました。
現場へは、ダクトカラーも接続アタッチメントもダクトニップルもみんなまとめて梱包されて行きますから、内容を理解していないと、どれが何に使うものか分からないかもしれません。基本はグラスウールダクト用か、断熱フレキシブルダクト用かを見分ければ良いだけなので、ダクトの形状、寸法に合うものを選んで使用して下さい。