合同会社サンシャイン・ラボ 代表の松原です。
皆さんは、ご自宅の換気扇やエアコンのフィルターをお掃除してますか?
掃除されてないフィルターは「害」にしかなりませんから、最低でも年に1度は綺麗にしてあげましょう。それはあなた自身のためでもありますからね。
陽のまどは、標準でフィルターは設けていませんが、ご希望に応じて取付けることはできます。用意しているフィルターは、以下の2種類です。
断熱フィルターボックス


断熱フィルターボックスは、断熱された箱の中に脱着式のフィルターを内蔵したものになり、外気と室内気双方に対してフィルターを通すことができるというものです。写真の施工例は壁の中に組み込まれていますが、露出させて設置する事も可能です。詳しくは↓の技術資料をご覧ください。
断熱フィルターボックス施工要領書.pdf
フィルターは一般的なフィレドンフィルターで、PM2.5などの微細な粒子まで捕集できるようなものではありません。室内に漂う綿埃程度を捕集するレベルと思ってください。
フィルター内蔵インテリアグリル


2つ目は、室内循環口に取付けるインテリアグリルに内蔵されるフィルターです。写真のようにスライド式でフィルターを脱着する事ができます。
インテリアグリルは、三菱電機のP-23GX2-Cという製品で、弊社オリジナルの「室内リターンボックス」と組み合わせて使用します。


花粉とか車の排気ガスとか外気の方が汚いと思われてる方が多いと思うのですが、私の経験では室内の空気の方が圧倒的に汚いと思います。室内循環運転をさせていると短期間で綿埃が吸気口やダクト内に付着したり、溜まったりしますから、これらを空気と一緒に循環させたくはありません。そのような理由から室内循環口にはフィルターを付けるようにしています。


左の写真は、ある家のトイレの換気扇のダクト内ですが、長年吸い込んできた埃が内面に付着しています。これらを手の届く範囲で掃除したら右の写真のように大量のゴミが出てきました。気持ち悪いですよね。
フィルターの掃除について
1.断熱フィルターボックスのフィルター
断熱フィルターボックスは、洗い替え用のエレメントを同梱していますから、紛失していなければお手元に2枚あるはずです。最低でも年1回はフィルターを取り外して、汚れたフィルターを綺麗なものと交換して下さい。
汚れたフィルターは水洗いできますから丁寧に手洗いして下さい。汚れが落ちたら水分をよく切ってから陰乾し、次回の交換まで大切に保管しておきましょう。


2.インテリアグリル内蔵フィルター

インテリアグリル内蔵のフィルターは水洗いできないので、軽く叩いて内部の埃を落としてから掃除機で表面の埃を吸い取って下さい。汚れがひどくて明らかに劣化を感じる時は新しいものに交換しましょう。
ネット通販等で入手できますから、ご自身で調達して下さい。その方が早いし、安いでしょう。
フィルターが有って良かった!と思った瞬間
13年くらい前のことですが、空気集熱式ソーラーを採用したお家のお客様から以下のような連絡がありました。
「昨年までは太陽熱の効果を感じる事が出来ていたが、今年は全然暖かくない。ファンは動いているようだが、風がすごく弱く感じる」 との事でした。
何が起きているのか?早速現地へ調査に向かいました。お客様が言われた通り、ファンは動いていましたが床吹出口での風量は極わずかしかありませんでした。何が原因かを探って行ったところ、集熱パネルからの吸気経路に設置していたフィルターボックスを開けてビックリ!フィルター全面がコンクリートでも吹き付けたかのように灰色の物体で覆われていました。その正体は灰。この地域では野焼きをするそうで、その灰を吸い込んでフィルターを詰まらせてしまったために空気が流れなくなったというのが原因でした。フィルターを綺麗に洗ってから取付けたら、しっかり風量が出るようになりました。でももしこれが無かったら、灰はファンボックスまで侵入して、大きなダメージを与えていた事でしょう。機器への影響を救ってくれたという意味で「フィルターが有って良かった!」と思いました。

陽のまどではフィルターは標準ではありませんが、建築予定地周辺の地域性などを考慮して設置の有無を検討した方が良いと思います。そしてフィルターを導入したのであれば、その後のメンテナンスを欠かさない事が重要ですね。







